危険文字と言わないで

昨日、とあるベンダーのセキュリティセミナーに行きました。
そしたら、どうです。僕らのことを「危険文字」と呼んでる人がいるじゃありませんか。
ひどすぎます。僕らは日夜、世界中で、HTMLのページを書いたり、データベースを検索したりで、Webを支えているんです。僕らが無かったら、Yahoo!だって、Amazonだって、Googleだって、tokumaru.orgだって実現できないんですよ。うそだと思ったら、「<」も「>」も「'」も「"」もなしに、Webアプリを書いてごらんなさい。
こんなことを言ったら、UTF-7なら、7bitアスキーなら「危険文字」使わないで書けるとか言う人がいるかもしれない。でも考えてみてください。UTF-7とか7bitアスキーの方こそ、よっぽど「危険」じゃないですか。それに、UTF-7は見た目が変なだけで(UTF-7怒るかな?)、結局は僕らのことを表現しているんです。当たり前じゃないですか。

だから今後は、危険文字どころか、「有用文字」と呼んでもらいたいですね。

今度僕らのことを「危険文字」なんて言ったら、その人には僕たちもう使わせてあげない。
わかりましたか?
プンプンプン

追記

 今メモ見返したら「有害文字の排除」と書いてあったよ。たしか別の講師だ。
 この業界、感謝の気持ちってモノがないのか。
 メラメラと怒りが戻ってきたよ。
 「危険」、「有害」だけでは気が済まずに「排除」ときたもんだ。そんなに排除したけりゃ、排除してみろ。後で頭下げても、使わせてやんないよ。